制作の流れ

通常の漫画製作は以下のような工程になっています。

1. プロット
大まかな展開を考えてアイデアを書き出していく作業。
短い文章や簡単な登場人物のイラストなどでストーリー制作の骨の部分となるようにまとめます。

2. ネーム
プロットで考えたストーリーをコマ割りし、展開やページ数を考えながら登場人物のセリフを簡単に描いていきます。

3. 下描き
ネームをベースにして、エンピツなどで原稿用紙に描いていきます。
下描きの描き込み度合いは個人個人でさまざまで、下描きの時点で完成原稿並みの人もいればそうでない人もいます。

下描き作業

イラスト:相田もちこ

4. ペン入れ
下描きの線を元に、仕上がりの線を描きこんでいく作業です。

5. 仕上げ
ペン入れが終わったら下描きの線を消し、アナログの場合は、間違えた部分をホワイトで修正し、ベタやトーン貼りを行います。
デジタルの場合にはスキャンして取りこんだあと同様の作業を行います。
当研究会ではアナログな方法を用いる人が大半です。

番外編

コンピュータ技術の進歩によって、3Dモデリングとトゥーンレンダリングを用いて漫画を作る方法も知られるようになってきました。
そういった方法を研究している部員もいます。

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